院長黒坂の独り言です。
You-tubeで、ポール・アンカがライブで歌う『マイ・ウェイ』を初めて見ました。
この曲は、フランク・シナトラ盤が有名ですが、
この英語の歌詞を作詩したポール・アンカ自身の、切々と語るような力味のない歌い方に
彼の円熟味を感じました。まさに魂が揺さぶられるような絶唱です。
また、歌詞の邦訳が素晴らしいので、以下に全文掲載します。
『マイ・ウェイ』(作曲:クロード・フランソワ 作詩:ポール・アンカ)
♪ 今 終わりが 近づこうとしている
私は 最後の幕と向き合う
友よ はっきり言おう
確信していることを 言っておきたい
満ち足りた人生だ
あらゆる人生の岐路を私は旅した
でも それ以上に 私はやってきた 自分のやり方で
私にも 後悔したことが 少しはある
話すほどもない でも やるべきことは やってきた
逃げることもなく 私は直視した
自分の進むべき道に計画を立てた
横道でも歩調は乱さなかった
でも それ以上に 私は やってきた 自分のやり方で
私にも時代があった わかるだろう
力量以上のことにも手を出した
だが不安があってもやり通してきた
受け入れてから負けを認めた
いつでも堂々と立ち向かってきた 自分のやり方で
恋をしたこともある 笑いも涙もあった 喪失感も経験した
今は どこかに涙も消え去って すべてが楽しい思い出だ
自分のやって来た道を 思い返してみる
物怖じなんてしなかった そんなの私らしくない 自分らしくやった
何を得てきたんだろう 自分以外のものは何も得ていない
思うままのことを言えばいい 借り物の言葉ならば使う必要はない
振り返れば いつだって 闘ってきた
自分のやり方で 自分のやり方で ♪