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  2010年03月23日
伊藤学而先生矯正セミナーを受講しました!
3月20日(土)21日(日)の2日間に亘り、産業振興センターにおいて、

北海道床矯正健康会主催
『伊藤学而先生矯正カンファランスセミナー』

が開催され、受講しました。

全道各地より、勉強熱心な歯科医師・スタッフが40名近く集まり、熱気あふれる
セミナーとなりました。

私黒坂も、『拡大床装置の利点とその限界についての考察』
というテーマで、約1時間15分(時間が押してたので超特急!)で、
5症例の治療経過を題材とした、ミニ講演をしました。

発表すること自体が、勉強になること。
自分が、矯正治療を、本当に好きで、今や、生き甲斐となっていること。
素晴らしい勉強仲間に恵まれていること。
などなど。多くの学びが、ありました。

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懇親会2次会『キャバーンクラブ』前にて。
後列向って左が伊藤学而先生、右が山田先生。
前列向かって左から、峰村先生・私黒坂・鳩ケ丘歯科美人スタッフAさん・伊勢先生。

この日は、キャバーンクラブのオーナー兼バンドリーダーであり、
ビートルズを弾かせたら世界一の緒方命二氏に私の大好きな曲をリクエスト。

ビートルズの事実上の“白鳥の歌”となった曲。

アルバム「アビー・ロード」の最後を飾る、
『ゴールデン・スランバー/キャリー・ザット・ウェイト/ジ・エンドのメドレー』
です。

『ジ・エンド』の冒頭、リンゴの素晴らしいドラムソロにひき続き、
ビートルズのジョン・ポール・ジョージの3人は、
“これが、最後のセッション”という予感があったかのような、
思いの丈を吐き出すような、壮絶な、
3人3様のギター合戦を繰り広げます。
緒方命二氏は、一人でそれを
ビートルズよりもビートルズらしく演奏されます。
本当に凄い!
至福のひと時でした!





aiailogo
 
 
 
 
 
  2010年03月19日
札響コンサートマスター大平まゆみ氏の御講演を受講!

3月18日(木)午前6:30より、第一ホテルにて、

札幌市倫理法人会 第1223回 経営者モーニングセミナー
テーマ「音と気」
講師 札幌交響楽団 コンサートマスター
大平 まゆみ 氏

の御講演を受講しました。

・私は、バイオリン奏者です。
 講演やお話するより、演奏する方が得意です。
 まずは、エルガーの『愛の挨拶』を演奏します。
・娘が二人いて、今、カナダで医学の勉強をしています。
 その娘が、
 「日本には、素晴らしい言葉があるね。その一つが、朝飯前。」
 と言いました。
 “早起きは三文の徳”、とも言います。
 今、皆さんとコミュニケーションできるのも、その御蔭です。
(以下は、である体の文体で。)
・文明が発達すると、生活は便利になるけれど、その反面、
 人間の感覚・五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)は退化し、
 鈍る。。
・毒入りギョーザ事件・・・
 昔なら、食べてみて味で判ったが、今は賞味期限に頼っている。
・私は目が悪い。
 オーケストラで薄暗い中、楽譜の小さな音符を見続けているから。
 アフリカの大自然の中で生きている人の視力は凄い。
 視力2.0ではなく、なんと20!
  生活上必要だったから、必要に迫られて、目が良くなった。
・旭川で目の不自由な子供達のために、演奏する機会があった。
 その後、初めて点字のお手紙を頂いた。
 私は、職業柄、自分の指先の感覚は研ぎ澄まされていると思っていた。
 しかし、点字の違いが判らなかった。ショックだった。
 あの子達は、指先の感覚が研ぎ澄まされているのだ、と思い至った。
・今、私達の生活の中に、音が氾濫している。
 いろいろな所で、いろいろな音楽が鳴っている。
 でも、バイオリンのような楽器の、空気を振動させる生の音を聴く機会が少ない。
・音は、素晴らしい。モーツァルトは体にいい。
 音の振動が、体の細胞の核の何かを、刺激し振動させて活性化する。
 細胞の一個一個が、振動し元気になる。癒される。昔の思い出が、蘇る。
 アメリカで16年間生活していた際、ある実験を目にした。
 二つの植物を、同じ条件下で育て、一方には音楽を聴かせ、
 他方には聴かせなかったところ・・・
 音楽を聴いて育った植物の方の生育が良かったというもの。
・実は、私は、今朝、疲れていたが、さっきバイオリンを弾いて、元気になった。
・バイオリンの構造は・・・
 胴体は木でできていて空洞。
 ビオラ、チェロ、コントラバス等のバイオリン族の中で、
 一番小さく最高音部を受け持つのがバイオリン。
 弦は、金属弦とガット弦の2種類あるが、私は音色の優しいガット弦が好き。
 この楽器は、300歳。何人もの人の手を経て、戦争も体験してきたと思うと、
 いとおしくてたまらない。
 弓は250年前のベルナン木。
 弓に張られている白い部分は、白い馬の尻尾の毛。
 松脂を弓に塗って、演奏する。
 それでは、300年前の曲を。バッハの『ガボット』。
・モーツァルトは、何故、体に良いかというと・・・
 鹿追町の牛舎では、モーツァルトを流すと、牛の乳の出が良いとの事。
 士別町で、その話をすると、「もう、既に、ここでもモーツァルトを聴かせてます。」
 恵庭のイチゴ農園でも、モーツァルトが、イチゴ栽培に使われている。
 それでは、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』をバイオリン一人バージョンで。
・私は、ロックも好き。
 車の中では、クイーンをよく聴いている。
・“気”とは・・・
 70年代にアメリカにいた頃、ヒッピーファッションや東洋思想が流行っていて、
 座禅について、よく訊かれた。そして、“気”について考えるようになった。
 日本語には、“気”の付く言葉が多い。
 病気・元気・運気・気を集める・気を散らす等々。
 気持ちしだいで、生活が楽しくなったり、辛くなったり。
 気は短いより、長いほうが良い。
 気は小さいより、大きいほうが良い。
 気が弱いより、強いほうが良い。
・朝、起きたら、娘の目を見て、気持ちを込めて、
 「おはよう!」と言うようにしてる。
 朝の犬の散歩のとき、会った人にも、自分から「おはようございます!」と声を掛けている。
 気を入れて、強い気持ちで、大きな気持ちで、生きて生きたい。
・今の、小学生は、文部省唱歌を知らない。我が娘も知らなかった!(笑い!)
 歌い継がれていくべき、日本のとても大切な文化だと思う。
・最後に、田中さん(札幌市倫理法人会幹事)からリクエストのあった曲を、
 皆さんのすぐそばを歩きながら弾きます。
 バイオリンの響き・弦の擦れる音・指板を左手の指がたたく音など、生の音を感じて下さい。
 時間の許す限り演奏します。
 『ジュピター』(ホルスト)
 『知床旅情』(森繁久弥)
 『この道』(北原白秋・山田耕筰)
 『おぼろ月夜』
 『春の小川』
 『どじょっこ』
 『チューリップ』
 『さくら さくら』
 『霞か雲か』
 『花』
 『仰げば尊し』
   <受講者全員からの、割れんばかりの熱烈な感動の拍手のうちに、終演。>


私、黒坂、数ある講演を聴いてきましたが、こんなにインパクトのある感動した講演は、初めてでした。
一日たった今も、思い出すと涙が出てくるほどです。
「演奏家は、演奏以前に、伝えたいものを、しっかり持っていることが大事。」という言葉があります。
その意味において、大平まゆみ氏の演奏が素晴らしいのはもとより、
あの朝の、あの会場には、まさに、大平まゆみ氏の愛が溢れていたのでした。
ちょうど、仕事で、大きなストレスを感じていた私には、大きな癒しと励ましになりました。
すっかり、大平まゆみファンになってしまいました。ブラボー!!!


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演壇で『愛の挨拶』を演奏される大平まゆみ氏。

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        会場を、受講者の間を歩きながら小学唱歌を演奏される大平まゆみ氏。

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セミナー後の朝食会で、大平まゆみ氏と私黒坂。




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  2010年03月13日
院長黒坂の矯正治療報告第17弾!

3月11日午後3:15より、院長黒坂は、パーク歯科診療室を受診。
洲崎 眞先生の御高診・御処置の下、矯正治療をして頂きました。

今日は、上顎両側4番5番のバイトターボの除去。口腔内写真。
上下顎両側4番5番に小林タイフックset。顎間ゴム装着指導。
そして、本日のmain eventの舌小帯切除手術。

「赤ちゃんの舌小帯は、ハサミでパチンとすれば、済むんですよ。」
という、伊藤学而先生のお話が、この3月29日で51歳になろうと
する私には、全く当てはまらないことを、身をもって体験したの
でした。
「これ以上切ると、出血ひどくなるから、この辺で止めておこう。」
という洲崎先生の声に、
“かなり深い切開なのかな!?”
と漠然と不安に思っていたところ・・・
手術中は局所麻酔が効いていましたが、帰宅後の夕食が辛かった。
ラーメンだったのですが、具のキャベツの一切れを、恐る恐る、
口に含み、咬んで飲み込もうとした際に、舌の付け根に、今まで
に感じたことのないような激痛が走り、涙がでました。
麺を、1本口に入れ、舌が大きく動かないように、顔を傾けて、
麺が喉の左隅から奥に流れ込んでいくように、舌の反射的な動きを
制御しながら、何とか流し込みましたが、もう、それ以上は食べれませんでした。
妻は、ヨーグルトと自家製プリンを出してくれたのですが、舌あるいは
口腔内には、固形物と流動物を察知するセンサーがあるのか、舌が大きく
動くことなく流し込めるので、嚥下時の舌下部の痛みが、かなり少なく
なり、ヨーグルト1個とプリン1個は何とか流し込めました。

これで、納得できました。

固形物を咀嚼し嚥下する際、舌は反射的に自動的に連動するようです。
流し込みは、舌を主とする口腔筋機能をほとんど使っていないのです。
ソフトフードは、舌がしっかり動かなくても嚥下できるので、舌の
機能不全・機能障害(低位舌)を惹起するということを、
自らの痛みを介して、あらためて深く理解することができました。



治療中の会話の一端です。

洲崎 眞先生  「黒坂先生、ナート(切開部の縫合)するかい?
           舌のイヤラシイ動きを、ずっと、遣り続けるなら、
           ナートしなくて済むんだけど。」
黒坂       「そんな、舌のイヤラシイ動きを、ずっと、遣り
           続けるなんて(バカじゃあるまいし)、できません!
           ナートして下さい!」
パーク歯科診療室
美人スタッフの  「ア、ハハハ!」 
桐澤さん 
  

洲崎 眞先生  「じゃ、ナートするわ。」


なお、治療中に、
パーク歯科診療室美人スタッフ桐澤さんの素晴らしい
一言がありました。
もう少しで、いよいよ切開という、その時のことです。
「黒坂先生、これから、もう少し時間掛りますけど、
 トイレ大丈夫ですか?」
「行きます。」私、黒坂、即答しました。
うら若き美しい女性に言い出しにくい、言うに言われぬ思いへの
御配慮に感謝するとともに、そのホスピタィティに、
本当に感心しました。

☆本日のbefore

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☆本日のafter                        

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  舌の下に見える黒い点が、縫合した糸の縫い目です。
    舌小帯を切除する前の写真と比較すると、舌を挙上させた際、
舌尖部が細くならずに舌全体が一回り幅広の状態になっています。
術後の痛みがあるため、まだ十分に舌の挙上ができていません。



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